平清盛 第30話 「平家納経」
思えば昨年の5月、井浦新(当時ARATA)が大河出演決定!と決まってから、
ドキドキしながら放映開始を待っていたな~。そんな楽しい週末も、崇徳院の
最期となって、楽しみが一つ減ってしまいました。

そんな訳で、今週は崇徳院中心に感想を書きます。

讃岐に流されて数年が過ぎた崇徳院。お世話する神人との関係も良好のようで、
穏やかな顔をしています。流罪となったことで、政治から離れることが出来、
ようやく心の平安を得たようです。後白河への「詫び」と亡くなった者達への
「鎮魂」の為、「五部大乗経」の写経をし、京に送ります。

しかし、後白河は写経の受け取りを拒否します。子供が産まれたからと言って
この人は変わらないんですね~そのお経は憲仁親王が破ってしまったものを
そのまま送り返されます。

返却されてきたお経を見て呆然とする崇徳の元に、重仁親王の死の知らせが…
「どうしていつも…」この方は本当に身内の人達と心が通じ合えないです。
後白河はもちろん、清盛にも裏切られてしまったし…何一つ思い通りにならない
人生に絶望した崇徳院は、舌を噛み、血で経文をしたためます。「皇をもって、
民となし~」と叫んでから…

これ以降は、崇徳院はひたすら呪いの呪文を唱えているだけです。まるで般若
のような容貌になり、屋敷は荒れ果てて壁には血がべっとりと…
容貌は恐ろしいのに、瞳はどこか悲しげで見ていて切なかったです。同じ頃、
「平家納経」を厳島神社に納める為に船に乗った平家一門が嵐に巻き込まれて
一心不乱に祈っています。

一夜が明けた時、崇徳は空を見上げます。暖かい日差しと、子供の歌声を聴いた
時、崇徳の顔は元に戻り、静かに息を引き取りました。これは平家&西行の
祈りが届いたというよりも、ふと正気に戻った時、讃岐の日差しと子供の
声が聞こえてきて穏やかな心を取り戻したのでしょう。自分のことを暖かく
迎い入れてくれた讃岐の国が崇徳の心を救ったのだと思いました。


崇徳の出番はこれで、お終いですが、新はまた新しい「代表作」を作った
なぁと思います。崇徳の悲しみ、恨み、怒りを1話で全部表現しつくした
回でした。
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by angel-heartk | 2012-08-03 22:31 | 平清盛

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