女教皇ヨハンナ
9世紀、ドイツ南部の小村に生まれたヨハンナは、幼い頃から
知的好奇心の強い少女でした。しかしこの頃は女には学問は
不要な時代、それ以前に女には基本的人権さえありませんでした。
その為、ヨハンナはある事件をきっかけにして、男性として生きる
決心をします。やがてローマに旅立ったヨハンナは、その知性と、
人道的な活動からローマ教皇に選ばれるのですが・・・
ヨハンナは法王庁が今も存在を否定する人物で、伝承のみで
伝えられてきた人物なのですが、出来れば実在していて欲しい
なぁと思いました。ストーリーは歴史的な事実を除けばほとんど
作者の創作だそうですが、このヨハンナは弱者に対して優しく、
権力者に対して怯まない、魅力的な人物になっています。
彼女の最期は悲しいけれど、救いのある終わり方で、それも
良かったと思いました。
9世紀、ドイツ南部の小村に生まれたヨハンナは、幼い頃から
知的好奇心の強い少女でした。しかしこの頃は女には学問は
不要な時代、それ以前に女には基本的人権さえありませんでした。
その為、ヨハンナはある事件をきっかけにして、男性として生きる
決心をします。やがてローマに旅立ったヨハンナは、その知性と、
人道的な活動からローマ教皇に選ばれるのですが・・・
ヨハンナは法王庁が今も存在を否定する人物で、伝承のみで
伝えられてきた人物なのですが、出来れば実在していて欲しい
なぁと思いました。ストーリーは歴史的な事実を除けばほとんど
作者の創作だそうですが、このヨハンナは弱者に対して優しく、
権力者に対して怯まない、魅力的な人物になっています。
彼女の最期は悲しいけれど、救いのある終わり方で、それも
良かったと思いました。
by angel-heartk
| 2008-02-25 21:40
| 読書(歴史・時代小説)