群青ー日本海軍の礎を築いた男
幕末の(幕府)海軍誕生から終焉までを中心人物だった矢田掘鴻を主人公にして描いた作品。
矢田掘さんは海軍の中心人物として幕府のため、後には国の為に奮闘しますが、なかなか彼の意見は聞き入れられないのが読んでいて悲しかったです。明治以降は箱館戦争に参加しなかった為、冷たい扱いを受けたりもしますが、黙々と自分の仕事をこなしました。
勝海舟や榎本武揚と比べると控えめな人物のせいか、あまり知られていない人ですが、誠実で立派な人だと思いました。
あと、脇役で彼の恩師である岩瀬忠震がいい味をだしてました。彼の教えがあったから、矢田掘さんは明治時代に後輩を育てることに意義を見出せたのではないかと思います。
とかく幕府の役人は注目されることは少ないですが、戦後を立派に生きた彼のような人物のにも注目が集まってもいいと思います。
幕末の(幕府)海軍誕生から終焉までを中心人物だった矢田掘鴻を主人公にして描いた作品。
矢田掘さんは海軍の中心人物として幕府のため、後には国の為に奮闘しますが、なかなか彼の意見は聞き入れられないのが読んでいて悲しかったです。明治以降は箱館戦争に参加しなかった為、冷たい扱いを受けたりもしますが、黙々と自分の仕事をこなしました。
勝海舟や榎本武揚と比べると控えめな人物のせいか、あまり知られていない人ですが、誠実で立派な人だと思いました。
あと、脇役で彼の恩師である岩瀬忠震がいい味をだしてました。彼の教えがあったから、矢田掘さんは明治時代に後輩を育てることに意義を見出せたのではないかと思います。
とかく幕府の役人は注目されることは少ないですが、戦後を立派に生きた彼のような人物のにも注目が集まってもいいと思います。
by angel-heartk
| 2008-05-24 22:32
| 読書(歴史・時代小説)